ENFPと相性の良い性格は?恋愛・仕事の相性も徹底解説

目次

ENFPの特徴とは?

ENFP(運動家)タイプは、豊かなコミュニケーション力と柔軟性を持ち、さまざまな人と交流しながら刺激を求める性格です。
一方で、多くの選択肢に心を惹かれやすく、集中力が長時間続かないという短所もあります。
まずは、ENFPの長所と短所を詳しく見てみましょう。

ENFPの長所

ENFPの長所としては、以下の3点が挙げられます。

1. コミュニケーション能力が高い
ENFPは運動家タイプと呼ばれるように、初対面の相手でも臆せず話しかけることができます。
周囲の人を巻き込みながら物事を進める力があり、グループワークやチームプロジェクトでも中心的な役割を担えます。
そのため、職場や友人関係で信頼を集めやすく、ポジティブな印象を与え続けることができます。

2. 想像力が豊か
ENFPは直感を大切にする性格のため、クリエイティブなアイディアを次々に思いつきます。
新しい企画や提案を考え出すことを得意とし、デザイナーやマーケター、コピーライターなど、想像力を活かせる職種で活躍しやすいです。
また、思いついたアイディアを他者にシェアし、意見を集めながら形にしていくことも自然に行えます。

3. 柔軟性が高く適応力がある
ENFPは変化を恐れず、新しい環境や状況にすぐに溶け込むことができます。
転職や異動など新たなステージに飛び込んでも、周囲の人と積極的にコミュニケーションを取ることで、早期に信頼関係を築きます。
そのため、環境の変化が激しい職場やプロジェクトでもストレスを感じにくく、精神的にタフな面も併せ持ちます。

ENFPの短所

ENFPの短所としては、以下の3点が挙げられます。

1. 集中力が長く続かない
多くの刺激や関心を同時に追い求めるため、ひとつのタスクに集中し続けるのが苦手です。
熱中するときと飽きるときのギャップが大きく、周囲からは「飽きっぽい」「浮気性」と見られることもあります。
重要なプロジェクトや長期的な計画を遂行する際には、自らペース配分やスケジュール管理を意識する必要があります。

2. 衝動的に行動しがち
直感を信じてすぐに行動を起こすことが多いENFPは、深く考える前に飛び込む傾向があります。
その結果、事前準備やリスク評価が不十分となり、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
行動力は強みでもありますが、時には立ち止まって情報収集し、計画を練ることも欠かせません。

3. 優柔不断
多くの選択肢を同時に検討できる反面、決断に時間がかかることがあります。
複数の可能性を比較検討してしまうため、結論を出すまでに迷いが生じやすいです。
そのため、締め切りが迫った場面では焦りを感じ、かえって十分な判断ができなくなることがあります。

ENFPと相性が良い性格タイプは?

ENFPと相性の良い性格タイプは、「一緒に新しいチャレンジができる性格」を持つ人です。
具体的にはISTP、ESFP、ENFPという3つのタイプが挙げられます。
これらのタイプはENFPと同様に冒険心や行動力を重視し、お互いの強みを補完しやすい関係性が築けます。

ENFPと相性が良いのは一緒になって新しいチャレンジができる性格

ENFPは物事に対して前向きに挑む姿勢を持ち、常に新しい刺激を追い求めます。
そのため、同じく新しい体験やチャレンジを好む性格の人と相性が良いです。
お互いがそれぞれの得意分野を活かしながら、相乗効果を生み出すことができる関係性が理想的です。

ENFPと相性の良い性格タイプはISTP, ESFP, ENFP

以下、それぞれのタイプとENFPの相性ポイントを解説します。

ISTP

ISTPは「巨匠」タイプと呼ばれる実践力の高い性格です。
ENFPが新しいアイデアを思いつくと、ISTPはそのアイデアを具体的に形にする能力を持ちます。
お互いに新しいものを作り上げたいという欲求が強く、共同プロジェクトやクリエイティブな取り組みで最良のパートナーとなります。
ENFPのコミュニケーション力とISTPの実務能力が噛み合うことで、ものづくりや開発において高いシナジーが生まれやすいです。

ESFP

ESFPは「エンターテイナー」タイプで、ENFPと同じく行動力とコミュニケーション力に優れています。
両者は社交性が高く、パーティーやチームイベントなどで盛り上がることが得意です。
一緒にいるだけで周囲を明るくするムードメーカー的存在となり、楽しい雰囲気の中で新しい挑戦を続けることができます。
似た性格だからこそ、お互いの感情の動きが理解しやすく、心地よい関係を築けるでしょう。

ENFP

同じ性格タイプ同士は深い理解と共感を持てるため、ENFP同士の相性は非常に良いです。
お互いが「やりたいこと」を尊重し合い、高いモチベーションで協力することができます。
ただし、似た性格ゆえに刺激が足りないと感じることがあるため、定期的に新しいプロジェクトや目標を設定し、関係に変化を持たせることがポイントです。

ENFPと相性の悪い性格タイプは?

ENFPと相性が悪いのは、「人付き合いが苦手な性格」を持つ人です。
具体的にはISTJ、INFP、ISFJという3つのタイプが挙げられます。
これらのタイプはENFPの強みである積極的なコミュニケーションと真逆の行動傾向を持つため、日常的に摩擦が生じやすくなります。

ENFPと相性が悪いのは人付き合いが苦手な性格

ENFPは常に他者とのつながりを求め、コミュニケーションを通じて刺激を受けます。
一方で、人付き合いを苦手と感じる性格の人は、ENFPの積極的なコミュニケーションに疲弊を感じやすいです。
ENFPは相手を巻き込んで物事を進めようとしますが、相手が内向的であったりルールや計画を重視するタイプだと、衝突しやすくなります。

ENFPと相性の悪い性格タイプは?

ISTJ

ISTJは現状維持を重視し、堅実な行動を好む性格です。
ENFPが新しいことに次々と挑戦しようとすると、ISTJは「無駄なリスク」「計画性の欠如」と感じて反発します。
価値観が極端に異なるため、友人関係や仕事でもトラブルに発展しやすいです。
ENFPはクリエイティブな発想を大切にしますが、ISTJはデータや過去の実績を重視するため、調和を図るのが難しい組み合わせです。

INFP

INFPは内向的で慎重な性格のため、行動の速度感やエネルギーの使い方がENFPと真逆です。
ENFPは人と関わることでやる気を引き出しますが、INFPは一人で内省することでエネルギーを回復します。
互いの価値観を尊重できないままだと、コミュニケーションのズレから誤解が生まれやすくなります。
また、ENFPの積極的なコミュニケーションがINFPには「過剰な干渉」と映り、ストレスを感じさせる可能性があります。

ISFJ

ISFJは「擁護者」タイプと呼ばれる内向的かつサポート志向の性格です。
ENFPがリードして提案を続ける一方的な関係になると、ISFJはプレッシャーを感じやすくなります。
ENFPは情報をオープンに共有しながら進めるのが好きですが、ISFJは慎重に状況を確かめてから行動に移したいタイプです。
結果として、ENFPが「アドバイス」として伝えた言葉がISFJにとっては「過干渉」に感じられ、対立することがあります。

ENFPの恋愛における相性一覧

ENFPの恋愛面での相性をまとめると、以下のようになります。
愛情表現や価値観のすり合わせを通じて、良好な関係を築ける相手とそうでない相手があります。

ENFPが恋愛において相性が良いのはESTJ, ESFP, ISFP

ENFPは恋愛においても冒険心や創造性を大切にし、パートナーと共に新しい発見を楽しみたいと考えます。
以下の3タイプとは相性が良く、充実した関係を築きやすいです。

ESTJ

ESTJは「幹部」タイプと呼ばれる統率力の高い性格です。
ENFPが思いつきや衝動で行動しそうになるとき、ESTJは現実的な視点でブレーキをかけてくれます。
恋愛関係においても、ENFPのアイディアを計画的に実現するサポートを行い、安心感を提供します。
お互いの異なる強みが融合することで、生活面でも仕事面でもバランスの取れた関係性を築けます。

ESFP

ESFPは「エンターテイナー」タイプで、ENFPと同じく社交的かつ行動力があります。
二人でアクティビティやイベントに参加すると、お互いのエネルギーが高まり、楽しさを共有できます。
恋愛関係においては、好奇心を満たすようなデートプランを次々と考え、刺激的な時間を過ごすことができます。
似たような価値観を持つため、居心地の良さを感じやすいペアです。

ISFP

ISFPは「冒険家」タイプと呼ばれる芸術的センスを持つ性格です。
ENFPとISFPは、共に行動的かつ感受性が豊かで、一緒にいるだけで穏やかな安心感があります。
お互いに自分らしさを尊重し合えるため、リラックスして過ごせる関係を築けるでしょう。
ENFPの陽気さに対して、ISFPは安心感を与える存在となり、恋愛面でも安定感をもたらします。

ENFPが恋愛において相性が悪いのはESTP, ISTJ

一方で、以下の2タイプとは恋愛面での価値観や行動が大きく異なるため、摩擦が生じやすいです。

ESTP

ESTPは「起業家」タイプで、リスクを恐れず大胆な行動を好みます。
一方で、ENFPは冒険心があるものの、リスクに対して慎重になる場面もあります。
デートや共同のプランで価値観の違いが浮き彫りになりやすく、衝突に発展しやすいです。
特に、ESTPが危険性の高いチャレンジを楽しむ一方で、ENFPは安全面を気にかけるため、喧嘩に繋がる可能性があります。

ISTJ

ISTJは「管理者」タイプで、安定したルーティンや確実性を好みます。
ENFPは変化を楽しみたい性格であるため、恋愛における刺激やサプライズを重視します。
この違いが原因で、ENFPはISTJに「退屈」と感じ、ISTJはENFPに「無計画」と感じることがあります。
恋愛面では、お互いのペースを尊重し合う努力が不可欠ですが、価値観のギャップを埋めるのは容易ではありません。

ENFPの恋愛における他タイプとの相性

性格タイプ 相性評価 特徴
INTJ ★★☆☆☆ INTJは内向的かつ計画志向で、行動派のENFPとは価値観がぶつかりやすいです。
INTP ★★★☆☆ INTPは知識欲が強く、ENFPとアイディアを語り合うのが得意ですが、行動ペースが異なるため衝突の可能性があります。
ENTJ ★★☆☆☆ ENTJはリーダー志向が強く、ENFPを押さえつけるコミュニケーションをとることがあり、束縛と感じられやすいです。
ENTP ★★★☆☆ ENTPは論理的ディベートを好むため、口論になるとENFPはストレスを感じやすいですが、基本的には相性が良いです。
INFJ ★★★★☆ INFJはENFPをサポートし、行動の後ろ盾となるため、安心して挑戦を続けられるパートナーとなります。
INFP ★★☆☆☆ INFPは内向的なため、ENFPが活動的すぎると疲弊しやすく、行動速度の差が衝突を招きやすいです。
ENFJ ★★★☆☆ ENFJはENFPを受け止める包容力がありますが、恋愛よりも自己実現を優先する傾向があり、一方通行になりやすいです。
ENFP ★★★★☆ ENFP同士は恋愛においてもお互いの挑戦を尊重し合えるものの、似すぎて刺激不足を感じることがあります。
ISFJ ★★☆☆☆ ISFJは内向的かつサポート志向のため、ENFPには物足りなさを感じ、長続きしにくいです。
ESFJ ★★☆☆☆ ESFJは社交的ですが、交友関係において八方美人になりやすく、ENFPが嫉妬しやすいです。
ISTP ★★★★★ ISTPは行動力があり、ENFPと共に新しい挑戦を楽しめるため、最良の恋愛パートナーとなります。

ENFPの仕事における相性一覧

仕事面では、相手のワークスタイルや価値観の違いによって協力しやすさが変わります。
ENFPが職場でうまく連携できる相手とそうでない相手を整理しました。

ENFPが仕事において相性が良いのはISTJ, ENFJ, ESTP

以下の3つのタイプは、ENFPが自由にアイディアを出しながらも、組織としてまとめてくれる関係性を築きやすいです。

ISTJ

ISTJは仕事面ではENFPを適切に管理・サポートする側に立ちます。
自由奔放に動きがちなENFPを、ISTJがスケジュールやタスク管理で補強することで、生産性の高いチームとなります。
上司がISTJの場合、ENFPは安心してアイディアを提案できるため、結果的にストレスフリーで働けます。

ENFJ

ENFJはリーダー気質が強く、ENFPのアイディアに共感して鼓舞する力があります。
同僚や上司としてENFJがいると、ENFPは自信を持って新しい企画を進められます。
ENFJはメンバーのモチベーション管理が得意なため、チーム全体の士気を高めながら業務を推進してくれます。

ESTP

ESTPは仕事においても競争心を発揮し、ENFPと切磋琢磨できるライバル的な関係になります。
衝突が起きる場面もありますが、お互いの意見をぶつけ合うことで、洗練されたアウトプットを生み出すことができます。
この相性はプロジェクト単位での共同作業や新規事業開発など、スピード感を求められる場面で特に効果を発揮します。

ENFPが仕事において相性が悪いのはINFP, ENTP

以下の2タイプは、価値観や働き方の違いから摩擦が生じやすく、生産性が低下する可能性があります。

INFP

INFPは仕事では内向的でマイペースなため、ENFPの積極的なアプローチにストレスを感じやすいです。
メンバー同士として一緒に働くと、ENFPがペースを乱されると感じる一方で、INFPはプレッシャーを受けるため、相性が悪いと言えます。
組織としての成果を出すには、役割分担とコミュニケーション頻度の調整が不可欠ですが、それでも摩擦を防ぎきれないことがあります。

ENTP

ENTPは自由奔放なアイディアを重視する性格で、ENFPと似た点は多いものの、仕事に対する優先順位が異なります。
ENTPは自分が納得したテーマでしか全力を出さない傾向があるため、ENFPが提案するプロジェクトに乗らないことがあります。
これにより、ENFPは協力が得られずフラストレーションを感じやすいです。
お互いのモチベーション軸が異なるため、協業時には業務内容や役割を細かくすり合わせる必要があります。

ENFPの仕事における他タイプとの相性

性格タイプ 相性評価 特徴
INTJ ★★★★☆ INTJは企画力が高く、ENFPが思いついたアイディアを戦略的に展開してくれるため、良好な関係を築けます。
INTP ★★★★☆ INTPは論理的思考に優れ、ENFPと補完関係にあり、プロジェクトの品質向上に貢献します。
INFJ ★★★☆☆ INFJは理想主義が強く、ENFPとはペースが異なるものの、対話を通じて協力し合うと良いパートナーになれます。
ENFP ★★☆☆☆ ENFP同士はイノベーションを追求できますが、共同作業では計画性が不足しがちで成果につながりにくいです。
ISFJ ★★☆☆☆ ISFJは受け身な傾向が強く、ENFPとは意思決定の速さや情報共有の頻度で齟齬が生じます。
ESTJ ★★★☆☆ ESTJは社交性が高いものの、ENFPと役割が被りやすく、お互いの強みを活かし切れないことがあります。
ISTP ★★★★☆ ISTPは実務能力が高く、ENFPのアイディアを形にするのに最適なパートナーとなり、効率的に業務を進められます。
ISFP ★★★★☆ ISFPは芸術的センスに優れており、ENFPと協力するとデザイン面やクリエイティブ面での相乗効果が高まります。
ESFP ★★☆☆☆ ESFPは仕事の雰囲気作りでは相性が良いものの、結果を生み出すクリエイティブ連携ではやや弱い部分があります。
ENTJ ★★★★☆ ENTJは戦略的リーダーシップを発揮し、ENFPの自由な発想を適切に軌道修正してくれるため、相性は良好です。

ENFPに相性の良い職業

ENFPの長所を活かしやすい職業として、以下の5つを紹介します。
それぞれの職業でどのように強みを活かせるのか解説します。

営業職

ENFPはコミュニケーション能力が高く、初対面でも自然に会話をリードできます。
人のニーズを察知し、提案力を発揮できるため、営業職で高い成果を上げやすいです。
また、顧客と信頼関係を築くことが得意であるため、リピートや紹介による継続的な成果を期待できます。

キャリアアドバイザー

人の話を引き出す力と共感力があるENFPは、キャリアアドバイザーとして相談者の悩みを的確に理解できます。
自分の経験やネットワークを活かして求人紹介やキャリアプランニングを行い、相談者のモチベーションを高めて導くことが得意です。
柔軟な思考でさまざまな職業情報を提供し、共に理想のキャリアを描くサポートを行えます。

商品企画

豊かな想像力と行動力を活かして、新商品のアイディアを次々と生み出すことができます。
マーケットトレンドをキャッチし、独自の視点で企画立案を行うことで、他社との差別化を図ることが可能です。
また、チームメンバーを巻き込みながらブレインストーミングをリードし、企画をスピーディに具体化する能力も持ち合わせています。

マーケティング職

ENFPは消費者の心理を理解し、共感を呼ぶメッセージを発信するのが得意です。
SNSやイベント企画など、コミュニケーションを重視する施策で成果を出しやすいです。
また、データ分析においても直感を活かしてインサイトを見つけ出し、キャンペーンの方向性を提案できます。

事務職

意外に思われるかもしれませんが、ENFPは人と接する場面が多い事務職でも活躍できます。
社内外の関係者との調整や情報共有を得意とし、組織の円滑な運営をサポートします。
チームの士気を高めるムードメーカー的な存在として、職場の雰囲気づくりにも貢献します。

ENFPに相性の悪い職業

ENFPがストレスを感じやすい仕事として、以下の5つを紹介します。
過度にルーティンが続いたり、一人で黙々と作業する職種では適性が低くなる傾向があります。

経理

経理業務は数値の正確性とルーティンワークが中心となるため、ENFPにとっては飽きを感じやすい仕事です。
毎月同じ帳簿の処理を繰り返す作業が多く、刺激が少ないため集中力が続かずストレスがたまりやすいです。
また、強い責任感が求められるため、ミスを恐れて精神的にプレッシャーを感じるリスクがあります。

総務

総務業務は会社全体の調整や書類管理など、裏方のサポート業務が中心です。
ENFPは人と接する機会はあるものの、定型業務が多く、自ら主体的に動く余地が少ないと感じることがあります。
結果として、創造性を発揮しにくく、仕事へのやりがいや自己成長を感じにくくなる可能性があります。

労務

労務管理は法令遵守や契約書の作成・管理など、正確性と継続的なルーティンが重視されます。
ENFPは定型業務に対して飽きやすく、細かな規則を守ることにストレスを感じやすいです。
突発的なトラブル対応が発生するとリソース配分の調整が難しくなり、混乱を招く可能性があります。

工場スタッフ

工場スタッフはライン作業など、同じ作業を繰り返すルーティンワークが中心です。
細かな手順を淡々とこなす必要があり、変化や刺激を求めるENFPには不向きです。
また、一人で行う作業が多く、人とのコミュニケーションが少ないため、モチベーションを維持しにくい傾向があります。

倉庫作業員

倉庫作業員は荷物の積み下ろしや整理など、単調な作業が続くことが多いです。
ENFPは新しい刺激や人との関わりを重視するため、黙々と作業を続ける環境ではやりがいを感じにくくなります。
集中力を要する反復作業に対してストレスを感じやすく、仕事のパフォーマンスが低下しがちです。

ENFPに相性の良い仕事の特徴

ENFPが仕事探しやキャリア形成を行う際には、以下の特徴に当てはまるかを意識すると良いでしょう。
これらの条件を満たす仕事であれば、ENFPの強みを最大限に発揮し、やりがいを感じやすくなります。

チャレンジできる仕事

ENFPは新しいことに挑戦する過程でモチベーションを高めます。
そのため、変化が頻繁に起こるプロジェクト型の仕事やベンチャー企業など、チャレンジングな環境が適しています。
未知の領域に飛び込み、試行錯誤を繰り返しながら成果を出すプロセスが合っており、飽きることなく取り組むことができます。

ニーズが右肩上がりの仕事

ENFPは社会のトレンドをキャッチし、未来を見据えたアイディアを出すことが得意です。
そのため、IT業界やWeb関連など、今後も需要が拡大すると予想される分野で働くと、自分の能力を存分に活かせます。
企業や業界の成長を実感しながら働くことで、やりがいを感じやすく、長期的にキャリアを築くことが可能です。

コミュニケーション能力が活かせる仕事

ENFPは人との関わりからエネルギーを得るタイプです。
キャリアアドバイザーや営業職、マーケティングなど、対人コミュニケーションを重視する職種では、才能を最大限に発揮できます。
多くの人と連携しながらチームを盛り上げてプロジェクトを推進する環境が向いており、周囲からも信頼を得やすいです。

ENFPに相性の悪い仕事の特徴

逆に、以下のような特徴を持つ仕事はENFPには向かない可能性があります。
選考や転職活動の際には、職務内容や業務フローをチェックしておくことが重要です。

ルーティンワークが中心の仕事

ENFPは多様なタスクをこなすことでやりがいを感じるタイプです。
毎日同じ業務を繰り返すルーティンワークが中心だと、飽きやすくモチベーションが低下しやすいです。
経理や事務、工場作業など、変化が少ない環境ではストレスを感じやすく、パフォーマンスが落ちる可能性があります。

関係者が少ない仕事

ENFPは他者とのコミュニケーションからエネルギーを得るため、一人で黙々と進める仕事は不向きです。
研究職やプログラマーなど、集中して一人で取り組む業務では、孤独感ややりがいの欠如を感じることがあります。
可能であれば、チームで連携しながら進めるプロジェクト型の仕事を選ぶほうが適性に合っています。

集中力が求められる仕事

ENFPは集中力が長時間続かない傾向があり、詳細な確認作業を求められる業務は苦手です。
エンジニアやプログラマー、会計士など、ミスが許されない細かな作業が続く仕事ではストレスを感じやすいです。
自分の集中力がどこまで持続するか自己分析し、適切な環境を選ぶことがキャリア成功の鍵となります。

ENFPの相性に関するよくある質問

ここでは、ENFPの相性に関してよく寄せられる疑問に回答します。

ENFPはモテる?

ENFPは社交的で魅力的な雰囲気を持ち、多くの人にポジティブな印象を与えます。
そのため、恋愛面でもモテやすい傾向があります。
友人関係や職場の同僚から紹介されやすいだけでなく、自分から積極的にアプローチできるため、多様な出会いを引き寄せることができます。

ENFPの特徴は?

ENFPは「運動家」タイプと呼ばれ、創造性と行動力が強みです。
コミュニケーション力が高く、初対面でも臆せず話しかけることができます。
一方で、集中力が続かない、優柔不断といった面もあり、複数の課題を同時に抱えるとストレスを感じやすいです。

ENFPは生きづらい?

ENFPは自由奔放な性格ゆえに、社会のルールや組織の枠に縛られると生きづらさを感じることがあります。
特に、定型業務や一人で黙々と取り組む環境ではストレスを抱えやすいです。
自分の個性を活かせる環境を選び、感情コントロールやスケジュール管理を意識することで、充実した日常を送ることが可能です。

まとめ

ENFPはコミュニケーション能力と想像力を武器に、恋愛・仕事ともに多彩な出会いを楽しむことができます。
相性が良いのは共に成長や挑戦を楽しめるISTP、ESFP、ENFP自身であり、仕事面ではISTJ、ENFJ、ESTPとの連携が相性良好です。
一方で、人付き合いが苦手なISTJ、INFP、ISFJとは摩擦が生じやすく、恋愛ではESTPやISTJとの価値観の違いに注意が必要です。
また、職種選びではルーティンワークや一人作業が中心の仕事は避け、チャレンジ要素や人との交流がある環境を選ぶと適性を発揮しやすくなります。
自分の強みと弱みを理解し、それに合った相手や環境を見つけることで、ENFPはより充実した人生を送ることができるでしょう。

この記事は日本mbti協会を参考に作られています。

参照:https://www.mbti.or.jp/

淵之上 航平
人材紹介事業部 事業部長
20代・第二新卒特化型転職サービス『よりそい転職』の事業責任者。CA歴7年以上。立ち上げメンバーとしてCA・RA両面の支援実績を持ち、スタートアップからメガベンチャー、大手企業まで幅広く担当。現在もトップコンサルタントとして年間数万人規模のキャリア支援に携わり、求職者と企業双方の成長をサポートしている。
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