ENTPと相性の良い性格は?恋愛・仕事の相性も徹底解説

目次

ENTPの特徴とは?

ENTPの長所

ENTPは非常に思考が速く、どんな状況でも素早く対応できる能力を持っています。
論理的に物事を判断し、感情に流されることなく合理性を重視して意思決定できる点も大きな強みです。
さらに、ディベートや議論の場面では高いコミュニケーション能力を発揮し、相手の議論をうまく組み立てることができます。

ENTPの短所

ENTPは自分の意見を率直に伝えるため、周囲との調和を乱しやすい傾向があります。
空気を読むのが苦手で、集団行動において協調性が求められる場面では摩擦を生む可能性があります。
また、人間関係の構築においては好き嫌いがはっきりしているため、苦手と判断した相手とは距離を置くことがあり、信頼関係を築くのに時間がかかる場合があります。

ENTP-aとENTP-tの違い

ENTP-aは明るくポジティブな傾向が強く、社交的に人と接することを楽しめるタイプです。
自分の意見を積極的に発言し、周囲と活発なコミュニケーションを取るため、人付き合いが得意です。
ただし、自分の意見を強く主張しすぎると、トラブルに発展するリスクもあります。

一方、ENTP-tは比較的穏やかで人の意見を聞きながら参加する傾向があり、共感力を発揮しやすい特徴があります。
ENTP-tは状況を見極めて発言するため、ENTP-aほど周囲と衝突しにくく、バランスの取れたコミュニケーションが可能です。

ENTPと相性が良い性格タイプは?

ENTPと相性が良いのは変化が好きな性格

ENTPはルールや常識にとらわれず、新しいアイデアや挑戦を好む性格です。
現状に満足せず改善点を探り続けるため、変化を恐れない人とは自然に共鳴しやすいです。
社会のあらゆる暗黙のルールに疑問を持ち、自分なりの解釈で行動できる人であれば、ENTPとの相性は良好です。

ENTPと相性の良い性格タイプはENTP, ESTP, ISTP

以下の3つはENTPと相性が良いとされる性格タイプです。

  • ENTP:お互いに同じ思考プロセスを持つため、深い議論を日常的に楽しめます。
    ただし、互いに討論好きなため、時折口論になる可能性もあります。
  • ESTP:行動力が高く、新しい体験を追い求める点で共通しています。
    ENTPの新奇性への探究心をESTPが行動で支えるため、協力して革新的なプロジェクトを実現しやすいです。
  • ISTP:どちらも自立心が強く、自分のペースで物事を考えたい性格です。
    ENTPは即断即決を好み、ISTPは慎重に分析した上で行動しますが、結果的に問題解決へのアプローチが似ているため、互いに尊敬し合いやすい関係となります。

ENTPと相性の悪い性格タイプは?

ENTPと相性が悪いのは引っ込み思案な性格

ENTPはディベートや議論を通じて関係性を築きたいと考えますが、相手が議論を避けたり自己主張を控えたりするとフラストレーションを感じます。
議論から逃げ腰な人や集団の中で指示待ちになる人とはコミュニケーションスタイルが合わず、摩擦を生じやすいです。

ENTPと相性の悪い性格タイプは

ISFJ

ISFJは他者への尽くしやサポートを重視し、ENTPが強く意見を主張することに対してストレスを感じやすいです。
ENTPが論理的に反論すると、ISFJは心を閉ざしてしまう場合があるため、関係構築が困難になります。

INFJ

INFJは理想主義で自分の内面世界を大切にする性格であり、ENTPの現実的かつ率直な議論が衝突を招きやすいです。
ENTPはINFJの考えを否定することがあるため、互いの価値観が合わず摩擦が絶えない関係になることがあります。

INTP

INTPは知識欲が旺盛で思考力が似通っていますが、内向的なため慎重に思考します。
ENTPは即断即決したい傾向があり、INTPの慎重さを理解できずに衝突することがあります。

ENTPの恋愛における相性一覧

ENTPが恋愛において相性が良いのはISFP, ESFJ, ENFJ

ENTPはパートナーに対して率直に感情を伝える傾向があります。
以下の3タイプは恋愛においてENTPとの相性が良いとされています。

  • ISFP:柔軟な思考と芸術的な感性を持ち、ENTPの直球なコミュニケーションを受け入れやすいです。
    お互いに新しいものを楽しむ姿勢が共通しているため、飽きのこない関係を築けます。
  • ESFJ:思いやりが強く、相手の話をよく聞く性格です。
    ENTPの好奇心を尊重し、支えてくれるため、信頼関係を深めやすい相性です。
  • ENFJ:リーダーシップと共感力を併せ持つため、ENTPをうまく導いてサポートできます。
    ENTPが悩んだときに的確なアドバイスを提供し、関係性を安定させることができます。

ENTPが恋愛において相性が悪いのはISFJ, ISTJ

以下の2タイプは恋愛においてENTPと摩擦が生じやすいとされています。

  • ISFJ:恋愛では献身的に尽くす傾向があり、ENTPの対等な議論を求めるスタイルに対してストレスを感じやすいです。
    ENTPが討論しようとしても、ISFJが話をかわすため、フラストレーションが溜まる可能性があります。
  • ISTJ:ルーティンや安定を重視し、マンネリ化しがちなデートを好むため、常に新しい刺激を求めるENTPとは価値観が合いにくいです。
    ENTPが変化を求めると、ISTJは居心地の悪さを感じる場合があります。

ENTPの恋愛における他タイプとの相性

性格タイプ 相性 関係性
INTJ ★★★★☆ お互いに深く物事を考えるため、デートプランから将来計画まで共に楽しめます。良好な相性です。
INTP ★☆☆☆☆ 内向型と外向型で価値観が大きく異なり、一緒にいると摩擦を感じやすい組み合わせです。
ENTJ ★★★☆☆ 共に論理的で強い意志を持つため、口論は起きやすいものの、結果的に絆を深めることができます。
ENTP ★★★★☆ 同じ価値観を共有しやすく、会話に困ることがありません。非常に良好な関係を築けます。
INFJ ★★☆☆☆ 理想論と現実論の食い違いが多く、意見の相違を感じやすいため、ストレスを感じることが増えます。
INFP ★★★☆☆ ENTPの提案を受け入れてくれますが、従順すぎてENTPが退屈を感じる場合があります。
ENFP ★★★☆☆ 共に行動力があり楽しい関係を築けますが、思考力はENTPが上回るため時折会話がかみ合わないことがあります。
ESTJ ★★☆☆☆ お互いに自我が強く衝突しやすい組み合わせです。恋愛関係では摩擦が多くなる可能性があります。
ESTP ★★★★☆ 知的かつ行動力が高く、相互尊敬できるため長続きしやすい相性です。
ISTP ★★★★☆ 意思がはっきりしており対等に話し合えるため、互いに尊敬し合える関係を築きやすいです。
ESFP ★★★☆☆ 明るい性格で楽しい時間を過ごせますが、議論が苦手なESFPとはコミュニケーションの齟齬が生じることがあります。

ENTPの仕事における相性一覧

ENTPが仕事において相性が良いのは

ENTP

同じ思考傾向を持つため、会議やプロジェクトでの論理的議論がスムーズに進みます。
互いに新しいアイデアを出し合い、高い生産性を実現できます。

ENTJ

ENTJは組織をまとめるリーダーシップを発揮し、ENTPの思考力を的確に指示へと変換してくれます。
チームで協力してミッションを達成しやすい相性です。

ESTP

行動力を兼ね備えるESTPは、ENTPのアイデアを迅速に実行に移す能力を持っています。
リスクを恐れず挑戦できるため、革新的なプロジェクトを共に推進できます。

ENTPが仕事において相性が悪いのは

ISTP

ISTPは黙々と仕事を進めることを好むため、コミュニケーション中心のENTPとは仕事スタイルが合わず、摩擦が生じやすいです。

ISFP

ISFPは内向的で慎重に取り組む性格のため、ENTPのように次々とアイデアを発散させる進め方とは相性が悪く、作業が停滞する可能性があります。

ENTPの仕事における他タイプとの相性

性格タイプ 相性 関係性
INTJ ★★★★☆ 共に戦略的に物事を捉え、高度な議論を行うことでお互いの成長を促進できます。
INTP ★★★☆☆ 思考力は似ていますが、外向型と内向型の違いから作業分担や進め方で意見が分かれやすくなります。
INFJ ★★★☆☆ 理想を描くINFJと論理を重視するENTPは対立する場面がありますが、議論を通じて生産的な成果を出せます。
ENFJ ★★★★☆ ENFJはENTPの理解者となり、職場での適応をサポートしてくれるため、相性は良好です。
INFP ★★☆☆☆ INFPはサポート役として活躍できますが、新たなアイデアを生み出す点ではENTPほど協力できない場合があります。
ENFP ★★★☆☆ 似た性格でアイデアを共有できますが、どちらもアイデア重視のため実行部分で役割分担が必要です。
ISTJ ★☆☆☆☆ 変化を嫌うISTJとはENTPの革新的なアプローチが対立しやすく、摩擦が生じやすい組み合わせです。
ISFJ ★☆☆☆☆ 規則や手順を重視するISFJは、自由奔放なENTPとの業務展開でストレスを感じやすいです。
ESTJ ★★★★☆ ESTJは組織運営に長けており、ENTPのアイデアを実用化する力を持つため、尊敬し合える関係となります。
ESFJ ★★★☆☆ サポート役としてENTPを支えることができますが、発想力ではENTPに及ばないため、発見の量は少なめです。
ESFP ★★☆☆☆ ESFPは「楽しく仕事をする」ことを重視し、ENTPの真剣に思考する姿勢とは方向性が合わずストレスが生じやすいです。

ENTPに相性の良い職業

新規開拓営業

ENTPは斬新なアイデアを即座に思いつき、説得力のあるプレゼンテーションを行えます。
その柔軟な思考力とコミュニケーション能力を活かして、新しい顧客を獲得しやすい職種です。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトの全体像を論理的に把握し、多様な関係者と調整を図る能力が求められます。
ENTPの発想力と協議能力が、プロジェクトの成功に寄与します。

事業企画

新規事業の構想から実現可能性の検証までを担うため、ENTPの論理的思考と革新的なアイデアが強みに変わります。
市場の動向を素早く分析し、ビジネスチャンスを見極める力が求められる職業です。

討論者(ディベート関連職)

議論の場をリードし、意見をまとめる仕事では、ENTPのディベート能力が最大限に活かされます。
論理的に反論を組み立てられるため、学術やメディア、法律関連のシーンでも活躍できます。

経営コンサルタント

クライアント企業の課題を論理的に分析し、改革案を提案する仕事です。
ENTPは複雑な問題を分解して構造化する能力があり、新たなソリューションを生み出せる点で重宝されます。

ENTPに相性の悪い職業

事務職

ルーティンワークや細かい事務処理が中心であるため、ENTPは単調さを感じやすくストレスを抱えやすいです。

医療事務

患者対応や医療保険の手続きなど、正確な処理と丁寧なコミュニケーションが求められます。
ENTPは率直さを重視するため、繊細な配慮が必要な場面で苦労する可能性があります。

データ入力

同じ作業を繰り返す集中力が必要な業務であり、ENTPは短時間で飽きてしまいがちです。

受付

丁寧な対応やマニュアルに沿った業務が中心となるため、ENTPの自由な発想が活かしにくく、ストレスを感じることがあります。

工場スタッフ

単調なライン作業を淡々とこなす必要があり、ENTPにとっては刺激不足となりやすい仕事です。

ENTPに相性の良い仕事の特徴

柔軟な発想力が求められる仕事

常識にとらわれず新しい解決策を考えられる環境では、ENTPの強みが最大限に発揮されます。
企画職やコンサルティング業務など、複雑な課題をクリエイティブに分解できる仕事が向いています。

コミュニケーション能力が活かせる仕事

ENTPはどのような立場の相手に対しても率直に意見を伝えられるため、営業や交渉のシーンで活躍できます。
新規開拓営業やベンチャーキャピタリストのように、自ら積極的に関わる仕事が適しています。

次々と頭を回転させる必要がある仕事

経営コンサルタントや事業企画のように、常に新たな課題に対応して思考を巡らせる仕事はENTPと相性が良いです。
頭の回転の速さと論理的思考が求められる場面で、ENTPは大きく活躍できます。

ENTPに相性の悪い仕事の特徴

集中力が求められる仕事

長時間にわたり同じ業務に取り組む必要がある場合、ENTPは飽きやすくストレスを感じやすいです。

丁寧なコミュニケーションが重要な仕事

心理カウンセラーなど、相手の感情に寄り添いながら対応する職種では、ENTPの率直な物言いがかえって相手を傷つけることがあります。

ルールが厳しい仕事

法務や金融など、厳格な手順や規則に従って行動する必要がある環境では、ENTPは非合理と感じてストレスを抱えやすいです。

ENTPの相性に関するよくある質問

ENTPはモテる?

ENTPは率直に考えを伝える性格のため、ハキハキとしたコミュニケーションを好む人には魅力的に映ります。
ただし、ストレートな物言いを好まない相手には敬遠されるケースがあります。
職場では能力を認められて異性から好意を持たれやすいですが、交際が長続きするかは相性次第です。

ENTPの特徴は?

ENTPは頭の回転が早く、論理的思考を重視する点が特徴です。
議論を通じてアイデアを深めることを好み、周囲の暗黙のルールに疑問を持って改善策を提案する傾向があります。
自分の意見をはっきり言う反面、空気を読むのが苦手で、協調性を欠く場面もあります。

ENTPは生きづらい?

ENTPは自由や変化を好むため、ルールに縛られる環境では窮屈さを感じやすいです。
また、ディベートを好むため、知らず知らずのうちに他人を傷つけてしまい、人間関係でストレスを抱えることがあります。
生きづらさを感じた場合は、同じ好奇心旺盛な仲間と過ごしたり、相手の感情に配慮したコミュニケーションを心がけると改善しやすくなります。

まとめ

ENTPと最も相性が良いのはESTPです。
互いに挑戦を好み、新しいアイデアを共有し合うため、共に行動すると退屈を感じることがありません。
刺激し合う関係を築けるため、新たなビジネスやプロジェクトを生み出しやすい組み合わせです。
反対に、ENTPと最も相性が悪いのはISTJです。
性格傾向が真逆で、安定を好むISTJは革新的で論理中心のENTPと摩擦を起こしやすく、一緒にいるとストレスを感じやすいと言えます。
この記事で解説した各タイプとの相性を参考に、人間関係の改善や仕事のパートナー選びに役立ててください。

この記事は日本mbti協会を参考に作られています。

参照:https://www.mbti.or.jp/

淵之上 航平
人材紹介事業部 事業部長
20代・第二新卒特化型転職サービス『よりそい転職』の事業責任者。CA歴7年以上。立ち上げメンバーとしてCA・RA両面の支援実績を持ち、スタートアップからメガベンチャー、大手企業まで幅広く担当。現在もトップコンサルタントとして年間数万人規模のキャリア支援に携わり、求職者と企業双方の成長をサポートしている。
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